朝時間④我が家の朝ご飯

Ayurveda

我が家では、朝の食事もまた、一日の大切な時間のひとつです。

まず白湯を一口飲む。そして、ガラスの器に入れてあるプルーンを一つ食べます。これは、日本にいる時には、ここ数年ずっと続けている習慣です。以前は、朝に立ちくらみを感じることが結構ありました。それが、この習慣を始めてから、私の場合は、立ちくらみを感じることがかなり少なくなったように思います。もちろん、これがすべてプルーンのおかげだとは言えません。ただ、自分の身体の小さな変化を感じながら、続けている習慣です。

そして、朝食です。我が家の基本は、玄米、味噌汁、季節の野菜。毎朝ほとんど同じと言っていいかもしれません。玄米を食べる時には、最初の一口を30回ほど、ゆっくり噛んで味わいます。これは、30代の頃にアシュラムで生活していた時の経験が、今も自分の中に残っているからです。当時は、マクロビオティックを中心とした食生活をしていました。その頃に身についた「よく噛んで食べる」という習慣は、何十年経った今でも自然に続いています。玄米は、できるだけ無農薬のものを選びます。

時には、自家製の小豆を入れて、小豆粥にすることもあります。そして、季節の野菜を入れた味噌汁。これが、我が家の朝ご飯の基本です。でも、私が大切にしているのは、食材の種類や栄養の計算だけではありません。むしろ、それ以上に大切だと思っていることがあります。

毎朝、自分たちで作ること。アーユルヴェーダでは、できたての食事を、その時の自分に合わせていただくことを大切にします。我が家でも、毎食、その時に食べるものを作る。そして、食卓についたら「いただきます」と言って食べる。当たり前のようなことですが、私はこの時間そのものが大切なのだと思っています。外食やコンビニのお弁当が悪いと言いたいわけではありません。忙しい時には、それらに助けてもらうこともあります。

ただ、自分で食材を選び、手を動かして料理をし、出来上がったものを目の前にして「いただきます」と言う。そこには、ただ空腹を満たすだけではない何かがあります。食事を、身体に流し込むだけのものにしたくない。一日の最初に、自分の身体に何を入れるのか。そして、それをどんな気持ちでいただくのか。そんなことを、毎朝の食卓で感じています。

自分の身体は、自分が食べるものでできている。」

これは、特別な健康法というより、私自身が長い時間をかけて実感してきたことです。だから我が家の朝ご飯は、豪華ではありません。玄米があり、味噌汁があり、季節の野菜がある。時には小豆粥になる。そして、よく噛んで、味わって、「いただきます」。毎朝同じような朝ご飯。でも、同じ一日が一日もないように、同じ朝ご飯もありません。

今日の身体と向き合いながら、今日の朝をいただく。それが、我が家の一日の始まりです。